毎日顔をつきあわせている妻とする会話の中身と言えば、その日お互いに過ごした時間の中で気になった日常の出来事が大半

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最近遅延が多発している地元私鉄の事


今日も又遅延してた!

何とか仕事には間に合ったけど、今週2回目だよ。昔中央線では頻繁に遅延していたけと、今度は我が路線も過密ダイヤと高齢化の影響が出始めたかな!



仕事帰りに買い物してくる常備品の事

お互いの職場で起こったあんな事こんな事

携帯に配信されてくるYahoo!ニュースで知った様々な出来事やトピックス

有名人のプライベートな話題や発言も会話のひまネタになります。

何もネタがなければ会話しないだけ・・



スタジオジブリの鈴木プロデューサーと宮崎監督は40年間ほぼ毎日顔をつきあわせているそうですが、過去の話はしたことがないと言っています



会話のテーマは半歩先の未来だそうです


スタジオジブリを会社としてスタートした時、遠い未来の売り上げ予測なんてものは考えたことがなかったそうです。


これまでは宮崎駿という天才と出会い、宮崎駿のペースで作品を作り、結果として大作に恵まれ何とかやってこれたとも言っています。

そして、ジブリ立ち上げた時からこれまでやってこれたのは、会社運営に協力してくれたパートナーやスタッフのお蔭とも言っています。

当時から変わらないのは、過去でもなく、遠い未来でもなく、いま目の前にある課題に向き合うことだそうです。


気がついたら・・・
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宮崎駿さん76歳、鈴木敏夫さん68歳、高畑 勲さん81

興行で成功したトトロ2の制作を提案してくる人達もいたそうですが、過去の作品のパート2なんて全く考えたこともないそうです


完成した時点で頭の中は次に向かっているなんてカッコよすぎですが
本当なんですね




音楽プロデューサーの松任谷正隆さんも同じ事を言っています

曲が完成した時点でもう飽きてしまっているので、聴き直すことをせず次の曲に取りかかるのだそうです。


何かを達成したら、飽きることが大切

変わり続けるためには、目の前あることがらだけに振り回されることがないよう自ら努力が必要

いつも視野を遠くに置くこと 

物事を客観的に見ること


若い頃には目えなかったのに、いつの間にか遠くが 見えるようになっていたなんてことがある。あるときに突然遠くが 見えるようになるそうです。




時代を的確に捉え、時代に迎合しない


そんなことが出来る人達がきっと、多くの人の心を動かせるのかも知れません

追加情報
先日、「毛虫のボロ」の完成作品を見てきました。
宮崎駿という人は20年前に作りたかったこの作品を70歳過ぎてもまだ、世に出すまで諦めず我慢も出来る心の強い人なんだなぁと改めて思いました。


鈴木さんも仰っていましたが、個人の時間と社会の時間は違うんだなぁということを改めて思った雪の降る2度目のジブリ美術館でした。

さて、私もこれまで人生の長期プランを立てる事が苦手な人間でしたから、我が家の半歩先の未来はどうなることやら。




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